どうも!元宅浪受験生のキャベチです。
「模試ってお金かかるし面倒だし受けなくていいよね?」
「まだ実力が伴ってないから実力がついてから受ければいいや…」
「自分で勉強した方が模試を受けるより効率良いでしょ」
確かに模試を受けるのは面倒だと感じる気持ちもわかりますし、特に自宅浪人生は自分で模試を選んで申し込みしてお金を払う必要があるので、手間がかかる分現役生や予備校生よりも余計面倒だと感じるでしょう。
ですがこれらのように考えて模試を受けていない人は要注意です。
僕は現役の時にこんな考え方を持っていた結果、第一志望には落ち果てにはニートにまで落ちぶれました。
…なんていうのは半分過剰な脅しですが、残念ながらこのような考え方を持って模試を軽視していると志望校に合格できる可能性が大きく下がるのも紛れもない事実です。
模試には時間とお金を割いてまでわざわざ受けるに値するほどの大きなメリットがたくさんあるのです。
目次
模試を受けるメリット

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では模試にはどんなメリットがあるのでしょうか?
模試が面倒だと感じる人は、まずはこのメリットをしっかり認識するところから始めましょう。
おそらく想像より多くのメリットがあるはずなので、認識が改まるはずですよ。
効率的に弱点を知って克服するための最適解
模試は河合模試、駿台模試、代ゼミ模試など王手予備校などが作成したものが有名です。
これらの模試は製作者側にとっては貴重な収入源であり、高い評判を獲得するための良い手段でもあります。
そのため製作者側は模試の問題を良い評判を得られるような質の高いものに仕上げる必要がありますよね。
仮に質の悪い物を作ろうものなら、受験生が自社の模試を受けてくれなくなるわけですから…
なので名の知れた模試は基本的には質の高いものばかりです。
さらにフィードバックにおいても、周りのライバルたちと比較した自分の位置や分野別の弱点などをかなり詳細にわかりやすく教えてくれます。
そのため模試結果で明るみになった自分の弱点をしっかりと復習すれば、質の高い問題で効率よく弱点を克服できるというのが模試の優れたポイントです。
さらに模試で解けなくて悔しい思いをした問題は脳に鮮明に残ります。
なので普段の学習よりも模試の復習から得た内容の方が吸収率が段違いで高いんです。
これらを一言でまとめると、模試は効率的に勉強を進めるためにとても有効です。
模試自体が良い目標になる
模試は効率的に勉強するための手段としてだけでなく、モチベーション維持の側面においても大きな役割を果たしてくれます。
以下の記事でも書きましたが、長い受験勉強の期間においては長期目標だけでなく短期目標がとても重要です。

模試を活用すれば「〇〇模試で□割とって△判定もらう!」などといったとても具体的な短期目標を設定できます。
目標は具体的なほどモチベーションに繋がりやすいので、模試を短期の目標に設定すれば独学でも普段の勉強においてモチベーションが維持しやすいのです。
試験の雰囲気を体感できる
やはり試験では時間制約が厳しいプレッシャーや、周りにライバルとなる受験生がたくさんいて同じ問題を解いているプレッシャーなど、試験特有のプレッシャーがたくさん押し寄せてきます。
普段からそのプレッシャーのかかる雰囲気に慣れていないと本番で押しつぶされ、実力が出し切れずに終了。なんてことになりかねません。
特に独学で勉強している受験生は普段からライバルが目に見えない以上彼らを意識しにくいため、いざ試験の空気に触れると途端にいつもの実力が出せなくなる症状はありがちです。
なので似たような状況が体感できる模試を普段からよく受けておき、試験特有のプレッシャーに慣れておく訓練が絶対に欠かせません。
試験の雰囲気を体感するという意味でも模試は必須級です。
基礎学力が不安でもまずは一度は受けるべき

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基礎がまだ固まっておらず、
「どうせ悪い結果に決まっている」
「悲惨な結果を突きつけられたくない」
「模試を受けてもどうせ効率よく復習できない」
などと考えている方も多いと思います。
確かにこれらの言い訳はどれも一理あるのですが、ビービー言わずにまずは一度でも模試を受けてみるべきです。
なぜなら何かと理由を模試を受けないための言い訳をしていては、本番直前までズルズルと受けない言い訳をし続けることになりかねないからです。
この模試逃げの思考回路は大学に落ちて果てにはニートにまで落ちぶれることになる現役時の僕も持っていたものなので要注意ですよ。
別に今結果が悪かろうが最後に伸ばせば良いだけなので、模試を受ける際の精神的抵抗を抑える意味でもまずは一度軽い気持ちで受けてみましょう。
模試選びのポイント

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前項で模試の大切さはよく理解できたかと思います。
模試を軽視していると普段から模試を受ける環境にいる現役生に本番でフルボッコにされる可能性かなり高めなので要注意です。
では模試のメリットがわかっていざ受けようとしても、今度は模試にはたくさんあるので一体どの模試を受ければ良いのか迷うはずです。
本項ではそんな方のために模試の選び方のポイントとオススメの模試を紹介していきます。
受けるべき模試は今の自分のレベルと志望校のレベルによる
まず大前提として、よく知られている模試には主催している団体や模試の形式ごとに難易度の差があります。
その難易度は難しい方から順番に並べると以下のようになります。
団体別:駿台模試>>河合模試>代ゼミ模試(>>>進研模試)
形式別:冠模試>記述模試>マーク模試
※進研ゼミは個人申込不可なのであくまで補足として()で括って表記しています。
駿台模試はどの形式の模試もかなりハイレベルで、僕も在籍している北海道大学くらいのレベルが志望校なら河合塾の模試だけで十分事足ります。
また、模試の形式には大きく分けて「マーク模試」と「記述模試」と「志望校別冠模試」があります。
マーク模試はセンター試験を主に意識した作りとなっており、適当にマークしても当たる可能性もある分比較的容易です。
記述模試では回答に至るまでの思考回路まで問われるため、答えをマークするだけで良いマーク模試よりは難易度が上がります。
さらに「〇〇大プレ」など志望校別の冠模試では、その大学を志望するハイレベルな学生を対象とした難易度設定になっているため、大学ごとに異なりはしますが一般的に通常のマーク模試や記述模試よりも高難易度になっています。
仮に最難関大学志望であっても現状の学力が伴わないならいきなり難しすぎる模試を受けてもあまり良い復習効果は得られませんので、最初の実力が伴わないうちは河合模試や代ゼミ模試のマーク模試などの比較的容易な模試を受けてみましょう。
特にオススメなのは河合模試
この中であえて選ぶとすれば、特にオススメなのは河合模試です。
良問ぞろいで誰にでも受けられる適度な難易度設定であり、それゆえに受験者数が最も多い模試なので、自分の正確な位置を把握するには最も優れている模試だと言えます。
中でも全統マーク模試、全統記述模試、志望校の冠模試、センタープレは受験生なら是非とも受けておきたいおすすめの模試です。
ちなみに僕が再受験の際は河合の全統マークの第1回、全統記述の第2,3回、北大入試オープン、センタープレを受けました。
全て河合模試だけで済ませましたが、最難関大学や医学部志望でない限りそれでも全然OKだと思います。
効率的な模試の対策方法
模試に向けての準備ですが、最も大事なのは前述した通り模試を短期の目標に設定して、そこに向かって普段の勉強を進めていくことです。
特別な対策よりも普段の勉強を頑張ることの方が大事ですが、下記リンク先にあるような模試の過去問を試験前に時間を設定して解いてみて、模試の形式と時間配分に慣れておくと良いです。
また、普段の勉強はスタディサプリを活用するのがオススメです。
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僕自身スタディサプリを軸に普段の勉強を進め、おかげで宅浪で北大に合格できました。
模試でも特別な対策はしていません。
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また以下の記事では、科目別で僕がニートからの再受験で北大に合格した際に大いに役立った学習教材を紹介しています。
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