【これ1冊でOK】黄チャートの効率的な使い方を伝授!取り組む時期も解説

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「黄チャートはどう使えば良い?」
「黄チャートをやる時期は?」

黄チャートをうまく活用できていますか?

解説が詳しい分、問題数もかなり多い黄チャート。うまく使いこなせないと数学ばかりに時間をかけてしまい、他の教科に手が行き届かなくなることも・・・。

そこで本記事では、浪人を経て北海道大学に合格した僕キャベチが以下のテーマについて解説します。

この記事からわかること
  • 黄チャートの特徴
  • 黄チャートの効率的な使い方
  • 時期ごとの進め方

この記事を読めば、黄チャートを効率良く使う方法や進め方がわかります。ぜひ最後までお読みください!

キャベチ

黄チャートの効率的な使い方を3STEPで紹介

ここでは黄チャートを効率良く使うための3STEPを紹介します。

  1. 要点をおさらいする
  2. 例題を解く
  3. 解けなかった例題を復習する

1.要点をおさらいする

最初のステップは、各単元の要点をおさらいすることです。黄チャートは解説が丁寧とは言え、公式などの基本的な知識がないと理解できません。なので、まずは教科書や学校の授業ノートで基礎的な内容を押さえましょう。

このとき、早く解きたいからといっておさらいをいい加減に終わらせるのは禁物!足し算や引き算を理解していないと、掛け算・割り算が解けないのと同じで、基礎をおろそかにするのはとても危険です。

要点をインプットしてから例題を解いてアウトプットすれば、より効率的に勉強した内容が身に付きます。

教科書を開きながらでも良いので、基本的なポイントを押さえながら例題を解き進めるようにしましょう。

2.例題を解く

要点をおさらいした後は、実際に例題を解くステップに移ります。

例題を解くときは何も見ずに自力で解いてみてください。1周目は問題を解くだけでなく、2周目以降のために問題を仕分けする役割もあります。解いた問題を以下の3つの分類に分け、対応する印を付けましょう。

  • ◯:自力で完璧に解けた問題
  • △:ある程度解けたが自信がない問題
  • ✖️:全く解けなかった問題

このように分類しておくと2周目以降は対策が必要な問題のみに注力できるため、効率良く苦手な部分に対処できます。

注意点は、解く問題は例題のみに絞ること。IA・IIB・IIIのPRACTICEやEXERCISESも含めると約2600問もあるため、全問やり切るには膨大な時間がかかります。

キャベチ

全ての問題を解こうとしているとキリがなくて受験に間に合いません・・・

例題だけでも2次試験レベルまで充分カバーできるので、的を絞って取り組みましょう!

3.解けなかった問題を復習する

例題の1周目が終わったら、あとはひたすら解けなかった問題を繰り返します。

解き直すときはできる限り△印の問題も含めて復習するのが望ましいですが、数学に割ける時間があまりなければ優先的に対策すべきである✖️印の問題のみでも構いません。

2周目を解く時も手応えに応じて再度印を付けると、3周目以降にさらに優先すべき問題を絞れます。

キャベチ

何周もするうちにどんどん問題が減っていくので、成長を感じながら勉強できておすすめです。

このサイクルを繰り返して、徐々に解ける問題を増やしていきましょう!

以下の記事では、数学の勉強方法をより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

宅浪でも数学の偏差値を70に!正しい数学の勉強法とオススメ教材は?

黄チャートの使い方を3つの時期ごとに解説

最後に、黄チャートを解くペースの目安を解説します。

  1. 4~6月:1周目
  2. 7~8月:2周目
  3. 9月以降:3周目やハイレベルの問題集

1.4~6月:1周目

4~6月は、各単元の1周目を終わらせましょう。

IA・IIB・IIIの例題は合計で約900問あります。IAから順に毎日10問をノルマとして解く習慣を付ければ、3ヶ月で全ての例題を解き切れます

1周目は全ての問題を解かなければいけないので量が多くて大変ですが、ここを乗り越えると2周目以降が楽になるのでめげずにがんばりましょう!

2.7~8月:2周目

7~8月は、2周目を解く時期です。

1周目で各問題に付けた印をもとに、解けなかった問題や自信のない問題を順番に解いていきましょう。

1周目で完璧に解けた数だけ問題数が減るため、2周目は2ヶ月で解き切ることを目安に計画を立てると良いです。

キャベチ

2周目を終える頃にはかなり基礎が仕上がって自信も付いてきます!

秋から応用問題にも力を入れられるよう、夏のうちに土台を固めましょう。

3.9月以降:3周目やハイレベルの問題集

9月以降は、例題の手応えに応じて演習内容を決めると良いです。

黄チャートのレベルが自分に合っていたり、自力で解けない例題が多く残っていたりすればそのまま例題の3周目に注力しましょう。

例題がほとんど解けるようになり少し難易度の高い問題に挑戦したければ、PRACTIXCEやEXERCISESの問題を解くのも有効です。実際の入試問題も含まれており、実践レベルの演習ができます。

よりハイレベルな問題を解きたい方には、以下のような問題集がおすすめ。

  • 青チャート
  • 理系数学の良問プラチカ
  • 大学への数学 1対1対応の演習

東大・京大・阪大のような超難関大レベルまでカバーできます。その中で基礎につまずいたら復習として黄チャートが活躍します。

基礎から応用演習まで黄チャートを最大限利用しましょう。

以下の記事では共通テストの数学対策を解説しています。記述試験とは異なる特徴があるので、こちらもぜひ参考にしてみてください!

共通テストの数学ができない人がやるべき勉強法3STEP!ケアレスミス対策も紹介

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「チャートとかの参考書で独学するのも限界を感じる…。」

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黄チャートの使い方は?3つの特徴を解説

黄チャートの3つの特徴を解説します。

  1. 基礎から応用まで幅広くカバー
  2. チャートの中ではやや基礎寄り
  3. 解説が詳しい

特徴を理解して有効活用しましょう。

1.基礎から応用まで幅広くカバー

黄チャートは教科書レベルの内容から受験レベルの問題まで幅広くカバーしています。受験に出てくる解法が網羅的に解説されているので、辞書のように活用できる参考書。

問題数を数えてみると、例題だけで各300問前後、全て合わせると約2600問の問題があります。

例題 PRACTICE EXERCISES 合計
黄チャートIA 282 282 244 808
黄チャートIIB 376 276 324 1076
黄チャートIII 253 253 208 714
合計 911 911 776 2598

例題で基礎を網羅できるだけでなく、PRACTICEやEXERCISESEまで解ければ2次試験レベルの力を身に付けられるでしょう。

キャベチ

正直これ一冊あれば、数学の受験勉強は充分です!

2.チャートの中ではやや基礎寄り

黄チャートは、数あるチャートシリーズの中ではやや基礎よりの内容。基礎から応用の範囲を徹底的に強化したいという人に向いている参考書と言えるでしょう。

それぞれの難易度はこんな感じ↓

シリーズ 難易度
白チャート かなり初歩的な内容
黄チャート 基礎の徹底網羅に加えて応用問題もカバー
青チャート 基礎だけでなく応用問題が豊富で数学が得意な人向け
赤チャート かなり難易度が高く超難関大を受験する人向け

このように、白チャートに比べると応用問題もカバーできるうえに青チャートほど難しくはありません。

数学があまり得意ではないけど、2次試験で数学が必要な人やしっかり点数を取りたい人にはちょうど良いレベルです。

「数学は得意ではないけど、偏差値60くらいは取れるレベルに到達したい!」という人は、黄チャートからトレーニングを始め、徐々に青チャートなどのハイレベルな参考書に移行する手もあるでしょう。

3.解説が詳しい

解説が詳しくて理解しやすいのも黄チャートの特徴。この写真のように、問題をどのように考えたら良いのかを式や図でわかりやすく解説してあります↓

それぞれの問題に対する考え方も「CHART&SOLUTION」でまとめられているので、最初に解法を理解してから手を動かせば、スムーズに解き方が身に付くでしょう。

記述試験でどのように答えたら良いかの模範でもあるため、チャートに乗っている回答の流れを完全にマスターすれば、高得点を獲得できること間違いありません。他の参考書と比較しても、かなり分かりやすく解説してあるので基礎固めにはもってこいの参考書と言えます。

まとめ:黄チャートの効率的な使い方を身に付けて数学を克服しよう!

本記事では、黄チャートの特徴や使い方を解説しました。

黄チャートは問題数がかなり豊富なため、効率良く問題を解く計画を立てる必要があります。

この記事を参考に、最短で数学の力を付けて周りと差をつけましょう!

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