予備校の授業って本当に面倒ですよね。
僕も1浪の時は予備校に通っていましたが、あまりに面倒すぎて夏頃にはすでにほとんど予備校に通わなくなっていました。
その結果大学受験を諦め3年ほどニートになってしまいました。
さらにその後4浪の年齢の時に再受験し、結果的に今は大学生をやっています。
再受験の際は1年間宅浪で勉強していたので、僕は予備校生と宅浪生の両方を経験しています。
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宅浪を経験すると、やはり予備校って便利だったんだなと心から痛感します。
この便利さを予備校時代の僕がしっかり認識していれば、もしかしたら少しは結果も変わっていたかもしれません。
今回は1浪時の僕のように予備校をサボる浪人生へ伝えたいことをいくつか綴らせていただきます。
授業には出なくてもいいけど予備校には行こう
予備校の授業の中には質の高くわかりやすいものも多いと思います。
そういった授業はどんな参考書で勉強するよりはるかに得るものが多いですから、絶対にちゃんと出ないともったいないです。
が、明らかに教え方が下手だったり自分のレベルに合わなかったりする授業もありますよね。
そういった授業はあえて出ずに自習することは全然悪いことじゃないですし、計画的に自習することで無闇に授業に出るよりも成績を伸ばせることが1年間の宅浪を経て実感できました。
ですがどれだけ授業に出なくても、予備校には行きましょう。
これは宅浪をして一番思ったことですが、浪人して成績を上げるためには予備校の環境以上に良い環境はありません。
予備校の環境の何が良いかというと、サポート面がしっかりしていることですね。
予備校という環境がないと同じ自習をしていても疑問点があった時に誰かに質問することもできません。
予備校では講師室に行けばプロの講師に直接質問できますし、受付付近ではチューターの人にも質問できますから、この素晴らしい環境を生かさないのはただただもったいないの一言です。
そしてもう一つ予備校という環境の大きな強みは、周囲に意識の高い同じ環境の受験生が山ほどいることです。
自分だけの世界で勉強するのは本当に孤独です。
一緒に切磋琢磨できる友人なんかが少数でもいればそれは最高ですが、予備校の自習室で多くの受験生が頑張っている中に混じって勉強できる環境だけでも本当に恵まれています。
宅浪生の中にはわざわざお金をかけてまで有料の自習室に通う人がかなりいます。
つまり一言で言うと、予備校という環境は人に恵まれてるんです。
迷った時はすぐに助けてくれるサポーターや講師がいるし、モチベーションを高めてくれる勉強仲間にだって恵まれています。
孤独な宅浪生にとってはこの環境は喉から手が出るほど欲しい素晴らしいものなのに、それをわざわざ犠牲にしてまで自ら孤独にやるのはとても合理的な判断だとは言えませんね。
なので質の低い授業に出ないことはあっても、せっかくの手厚いサポートと最適な学習環境を無駄にしないためにも予備校にだけは毎日通うことを強くオススメします。
本当に計画的に勉強してますか?
予備校の授業に出られない理由の一つに「出る意味がわからない」というのがあると思います。
なんのためにある授業なのかわからないのに意欲的に出席できるはずもありませんよね。
でも出る意味がわからない原因はその授業に価値がないからではなくて、ちゃんと計画的に勉強していないからだったりしませんか?
「今の自分には〇〇が足りなくて、〇〇を伸ばすためにこの授業が必要だ」という逆算的な思考で計画を立てた上で授業に臨まないと、本来価値のある授業でも活かせなかったり最悪自ら手放してしまうことだってあります(1浪時の僕がまさにそうでした)。
どんな参考書よりプロの授業を受ける方が絶対に頭に残りやすく効率が良いですから、みなさんが思っている以上に価値ある授業を手放すことはもったいないことです。
なので本当に不要な授業は出なくていいですがそう判断する前にしっかりと計画を練り直して、その授業が本当に自分にとって不要なのかをもう一度考え直してみましょう。
以下の記事で浪人生が効率的な計画を練る具体的な方法を紹介しているのでぜひ参考にしてください。
【合格への近道】浪人の体験談をもとに受験を成功させる方法を解説!
浪人自体もうやめたいと思う人へ
予備校やめたいという次元を超えてもう浪人すらやめたい、大学受験から逃げたいと思う人もいるかもしれません。
僕もそういった気持ちを抑えることができず、結果受験自体から逃げ出してニートになってしまいました。
このような考えを持っている人のために、以下の記事で僕が絶対に伝えたいこと2つを解説しています。
ぜひ大きな決断をする前に、こちらの記事を読んでみてください。
【成長のチャンス】浪人がつらいのはなぜ?5つの対処法で乗り越えよう!
まとめ
「授業をサボる浪人生に伝えたいこと」のまとめです。
・最悪授業は出なくても良いから予備校だけは行って、その環境を最大限活用しよう。
・ちゃんと計画を練った上で授業を不要だと判断しているのか再確認しよう。