どうも!キャベチです。
浪人生や僕のような多浪・再受験生などの周りの同級生より年上になる人間にとって、
「年齢を明かすべきか隠し通すべきか?」「明かすべきならどのタイミングがベスト?」
などといった不安や疑問はつきものだと思います。
下記にリンクしている前回の記事では年下同級生と仲良くなるための方法を6つ挙げましたが、せっかく年下同級生と仲良くなれたとしても今度はまた年齢のカミングアウトについての問題が出てきます。
4浪大学生が年下同級生と友達になるために心掛けてきた6つの心構え
ニートから4浪の年齢で再受験して大学生になった僕も、受験期にはこの問題について本当に色々悩みましたし、入学後の実践段階でもなかなか上手くいかずに何個も気まずい交友関係を作ってきました。
ただ色々と試行錯誤していくうちに考え方が固まってきたので、同じ境遇の人に少しでも参考になればと思い、個人的な最適解を共有させていただきます。
目次
そもそも年齢は明かすべき?隠すべき?
まずはそもそも年齢をカミングアウトする必要があるのかどうかについて考えます。
正直相当歳が離れていない限り、見た目だけで年齢がバレることはほぼないです。
現役生の中にも「こいつ本当に未成年か?」ってレベルの老け顔が腐るほどいますからね笑
黙って生活してれば相手から聞いて来ることはほとんどないと思いますよ。
なのでカミングアウトしたくなければ最後に卒業するまで隠し通すという選択肢も普通にアリだと思います。
ただし隠し通すにはメリットだけでなくそれなりのリスクも伴います。
そのため隠し通す場合のメリットとデメリットの双方を知り、天秤にかけた上で自分の納得のいく決断をすることが大切だと思います。
年齢を隠し通すメリット
まずは年齢を隠し通す場合のメリットについて触れていきましょう。
年上だからといってあれこれ悩む場面が減る
年齢を隠し通す最大のメリットは、隠せさえすればそもそもあれこれ悩む場面が減るということです。
こちらから年上だと告げる場合、切り出すタイミングまで考えないと下手に恐縮されたり距離が縮まりにくかったりするなどの弊害がついて回ります。
そのためどうしても同年代と関わる以上にあれこれ考えて慎重に行動しなければならない場面が増えます。
しかし自分から申告しない限り彼らもまさか僕らが年上だとは思わないはずなので、上手く隠し通せさえすればお互いにとってよりフランクな付き合いができるでしょう。
年齢を隠し通すデメリット
次は年齢を隠し通すことのデメリットやリスクについて考えてみましょう。
いずれバレた場合に一層気まずくなりやすい
同級生との仲が良くなればなるほど、相手としてはこちら側には隠し事をできるだけしてほしくないと考えるはずです。
普段からすごく仲が良い友達には腹を割って色々話して欲しいですよね。
なのでこちらがカミングアウトする以外の手段で相手が年齢の秘密を知った場合、自発的にカミングアウトするよりも相当イメージは悪くなります。
相手からすれば「できれば自分から言って欲しかったな…」って感じだと思いますよ。
なので最後までカミングアウトしないのであれば是が非でも隠し通さねばなりません。
常にバレることへの恐怖と隣り合わせ
実は意外と年齢がバレる機会ってありふれてます。
何気ない日常会話の中にも年齢がバレるリスクは無数に含まれています。
これはほんの一例ですが、例えば年下同級生よりも年上な妹や弟がいたとして、彼らの年齢を聞かれた時につい本当の年齢を言ってしまえばその時点でブレブレですよね?
そしてさらに厄介なのが「学生証」です。
学生証には生年月日まできっちりと明記されています。
しかも基本的に常に持ち歩かなければならないという鬼畜仕様なので、年齢に後ろめたさを感じる人にとっては最大の敵となるはず。
学生証を見せ合いっこする流れになった時や、お店などで学生証を提示する時など、そこからバレるリスクはいたるところに存在しています。
こう言った流れがある度に常にバレる恐怖に怯えながら日々を過ごすのでは、純粋に大学生活を謳歌するのは少し難しくなるかもしれないですね。
大きな隠し事がある以上深い人間関係を築きにくい
やはり普段から大きな隠し事を胸に秘めている以上、どうしても同級生たちへの後ろめたさが少なからず出てくるはずです。
実際この悩みを克服した立場から言わせてもらえば、本当に小さいことで悩んでたなと思いますけどね。
特に1浪や2浪程度なら本当に小さい小さい…
ですがそんなことはすでに外にいる僕だからこそ言えるセリフで、当の本人からすれば重大な問題なのは僕もそうだったのでよーくわかります。
なのでそうして心の中に後ろめたさがあるのとないのとでは、やはり年下同級生に対してどれだけ信頼を置けるかという根本的な問題においてかなりの差が出てきてしまいます。
それに加えて前述したバレることへの恐怖も合間って、彼らと深い関係にならないようにこちらから一線を引いてしまいかねません。
年下同級生たちと心からの深い付き合いをしたいのであれば、やはり年齢のことも含め自分の深いところまで腹を割って話すことも必要だと思いますよ。
個人的な意見としては…
一長一短な以上カミングアウトするか否かに絶対的な正解なんてものはありません。
ただそれを踏まえた上で個人的な意見を述べさせていただくと、僕は一部の大学を除いてカミングアウトした方がいいと考える派です。
僕は割と早い段階で年齢を暴露して今に至りますが、同級生たちは僕が年上だからと言って距離を置くことなく普通に分け隔てなく接してくれています。
幸いおそらく僕らが思っている以上に現役生たちは年齢について寛容です。
さらに上手くやれば歳食ってから大学に入学した経験は良い意味でネタになります。
その経歴を良い意味で自分からネタにできれば、それを面白がって近付いてきてくれる人が必ず現れます。
ただし僕が受け入れられたのは北海道大学という比較的浪人もありふれている大学に入学したからでもあります。
全国公立大学、そこそこの知名度のある私立大学など多くの大学では同じように問題ないですが、浪人がほとんどいない大学ではもっと慎重になるべきかもしれません。
受験生がより入学後の生活について安全策を取るのであれば、志望校の選択に「年齢について寛容かどうか」を考慮に入れて選択することをお勧めします。
大学受験で失敗しない志望校の決め方5STEP!決める時期や受験勉強のコツも紹介
ただし自分の立ち振る舞い方次第でどんな年齢でも大学でも受け入れてくれる人が現れることは自信を持って言えます。
一番良くないのが自分の経歴に後ろめたさを感じることで、あまりに自信なさげにウジウジしてネタではなく本当の意味で自虐的だと相手も反応に困ります。
人よりも回り道してきた経験に自信を持って、それを武器に変えてやるくらいの意気込みで年下同級生たちと接することができれば、多少歳をとっててもどんな大学ででも必ず受け入れてもらえますよ。
カミングアウトする場合のベストなタイミングはいつ?
カミングアウトする場合、相手との仲がどの程度まで深まった段階で暴露するのかによって相手の反応は大きく変わってきます。
僕自身タイミングを見誤って気まずくしてしまった人間関係がいくつもありました。
基本的に試行錯誤していた大学入学直後の段階で話していた人とは、今全くと言っていいほど関わりがありません。
これまた絶対的な正解はありませんが、このタイミングが一番良いかなという個人的な目星はついているので、その辺りについても触れていくことにします。
あまりに早いと恐縮されるだけ
相手と出会ったばかりで名前の呼び方も定まっていないような早いタイミングでカミングアウトしてしまうと、相手は年上との関わり方に戸惑ってしまいます。
最悪変に恐縮されて敬語呼びが定着してしまうなど、あまり良いことがありませんでした。
なのであまり早すぎる段階でのカミングアウトは避けた方が良いかもしれないです。
あまりに遅いと切り出すタイミングを失う
逆にあまりに引っ張りすぎても、今度はいつ切り出そうかタイミングを失いがちです。
仲良くなればなるほどカミングアウトすることによってその関係を壊してしまうという恐怖が増してくるからです。
相手にとっては全然そんなことはないかもしれませんが、こちら側で勝手にそう思い込んでタイミングを失ってしまうようでは元も子もないですよね。
なのであまりにズルズルと引っ張りすぎるのもよくないと考えています。
個人的には仲良くなりかけの段階がベストだった
僕個人の経験としては、仲良くなりかけの段階で思い切って切り出すのがベストでした。
相手との関わり方もある程度固まってきているため変に恐縮されることもなく、切り出すための踏ん切りがまだつきやすい段階だからです。
あくまで個人的な意見なので参考程度に
年齢のことを切り出すタイミングについては人によって大きくベストなタイミングが違ってくるはずです。
これまで述べてきたこともあくまで個人的にはこうだったよというだけの話に過ぎないので、あくまで参考程度にとどめてください。
この話は頭の片隅にでも入れておいて、あとは自分で試行錯誤してベストなタイミングを模索してみるのが良いと思います。
まとめ
今回の話については何度も申し上げてきた通り、絶対の正解はありません。
どの選択も一長一短であって、人によってそのメリットとデメリットの感じる大きさは異なるためです。
ただし一つ言えるのは、必ず一人一人に自分が納得できるベストな選択肢があるということです。
そしてその選択ができた時、いくら歳が離れていようが同級生たちと仲良くなることくらい簡単にできます。
カミングアウトするのか否か、カミングアウトするならいつするのか、自分のベストなチョイスを絶対に見つけてやるくらいの意気込みでやっていきましょう。
何歳であろうと、友達と過ごす理想の大学生活は手に入れられるはずです。