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数学勉強法

文系受験生は数学を捨てても良い!ただし数学受験は有利な点も多いぞ

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文系の入試には、数学なしで受験できる大学がいくつもあります。

ですがかといって数学を完全に捨てようとすると、「数学を捨てるのはダメだ」とか「全部一通りやっておくのがいい」などという意見が投げかけられ、その決断に迷いが生まれますよね。

 

そこで今回は数学を捨てたいけど躊躇っている人のために、数学を捨てることがどれだけ有効かを解説していきます。

ただし数学を捨てることはもったいない面も多いので、ぜひ後述する文系数学の有利なポイントも読んだ上でしっかりと天秤にかけて捨てるかどうか判断してください。

 

数学を捨てるのは悪いことじゃない

先に結論から言うと、戦略として数学を捨てることは全然悪いことでもなんでもありません。

「捨てる」という言葉のイメージに惑わされて一概に否定してくる人も周りにいるでしょうが、冷静に考えていくつもの大きなメリットがあるため立派な戦略の一つです。

以下で数学を完全に捨てるメリットをいくつか紹介していきますね。

 

単純に合格率が高まる

主に私立大学の文系学部では英国社の文系三科目で受験できるところがほとんどなので、そもそも数学を一切使わずに受験することができます。

最初からそういった数学を使わない学部を受験すると決めているなら数学は絶対に使わないとわかっていますから、あえて数学を一切やらず受験科目だけに時間を費やすことは合格率を高める立派な戦略だと言えます。

 

「もうこの大学のこの学部しかない!」と最初から心に決めているなら、是非とも数学という入試において不要な科目を捨てて必要な科目の勉強に専念してください。

 

難関私立はもちろん難関国公立にも極力数学を回避して入れる

簡単な私大だけでなく、MARCHは関関同立、さらには早慶などの難関私大でも同様に数学なしで受験することができます。

さらに完全回避とはいかなくても、国公立大学でも数学の配点が低いところがたくさんあるんです。

世間一般で難関国立大学と呼ばれる有名国立大学でも数学の配点がかなり低い学部がいくつかあります。

 

例えば僕が通う北海道大学の文学部や教育学部、総合入試文系では、配点が高く難しい二次試験で英国社の三科目で受験することができます。

この場合二次試験450点で数学なし、センター試験300点のうちでも数学の配点は80点、なので数学が占める割合は全体の配点のわずか10.6%です。

なので比較的簡単なセンター試験で最低限半分くらい取れれば8割取っている人と比べて大きなハンデもなく、十分他で戦えるわけですね。

現に文学部の同期にはセンター数学で3割しか取れなくても合格できたという人もそこそこいますよ。

 

その他にも数学の配点が低い国公立大学はたくさんあります。

「国公立狙いなら数学は避けて通れない」という考えは捨てて、もっと柔軟に取捨選択をしても全然問題ないと思いますよ!

 

ただし文系の数学受験は有利な点もかなり多い

もちろん受験は受かることが最大の目的なので、数学を使わないor配点が低い場合、数学を勉強しないことは有効な戦略です。

ですが文系において数学という科目には他の科目にはない優位性というものがあって、捨てるともったいない面も結構あるんですよね。

なのでできれば以下で解説する文系数学の有利な点をしっかりと踏まえた上で捨てるという選択をぜひともしてください。

 

文系で最もお得な科目が数学である

敢えて断言してしまいますが、文系において最もお得な科目は数学です。

文系数学はどう考えても理系の数学よりお得なんです。

 

理系と比べて文系数学がお得な理由は以下の4つです。

  • 範囲狭い
  • ライバルが弱い
  • 問題が簡単
  • なのに普通に配点が高い

では一つずつ解説していきますね。

 

範囲が狭い

理系では複素数平面だとか高度な微分積分だとかがある数学IIIというややこしく面倒な分野をやらないといませんが、文系ではなんと数学IIIなしで受験できます。

勉強する範囲が理系の2/3以下でいいということになるので、どう考えても文系数学はお得ですよね。

 

ライバルが弱い

文系はやはり理系と比べて数学が苦手な人が多いです。

もちろん上位大学の文系学部でも同じで、同じ偏差値帯の文系と理系なら理系の方が数学ができるに決まっています。

なのでそこそこできるだけでそこそこ上位になれる、それも文系数学の強みです。

 

問題が簡単

同じ大学でも文系学部と理系学部なら、当然理系学部の方が問題が難しいです。

なので最上位大学や文系数学がやたらと難しい一部の大学の学部を除き、ほとんどの文系の学生はゴリゴリの理系受験生がやるような難解な数学の問題をできるようになる必要はありません。

基礎〜標準レベルの問題さえしっかりできるようになれば、ほとんどの文系受験ではお釣りがくるほど善戦できます。

 

配点が高い

範囲が狭い、ライバルが弱い、問題が簡単とこれまででどれだけ文系数学が有利かは十分に理解していただけたかと思います。

これだけ有利な文系数学ですが、なんと多くの大学では他の科目と同じと変わらない高い配点で受験できます。

 

例えば先ほどの例と同じ北大の今度は経済学部と法学部では、二次試験450点のうち、数学は他二科目と変わらない150点の配点が設けられています。

僕も文系数学の優位性を最大限生かし、二次試験の数学で満点近い点数を取って北大の経済学部に合格しました。

同級生には数学が苦手でも最低限合格点を取れている人も多いですし、やはり文系において数学は味方にすれば最強にお得な科目であると強く感じています。

 

全入試科目で最も実用的なのが数学かもしれない

まずこの動画をご覧ください。

入試科目の中で一番実用性があって大事なのは数学。

このように有名な東進ハイスクールの現代文講師である林修先生も述べていますが、僕もほとんど同じ意見です。

 

数学というのは暗記科目ではなく、論理的に考えて答えを導く科目です。

その過程では論理的思考が養われ、その後の人生あらゆる場面でそういった力が役立ちます。

現に僕の周りでも数学が得意な人には頭がいい人が多いですね!

 

そしてもっと具体的な数学の考え方も実生活でフルで生きます。

例えば数学Aの分野でやる確率や期待値の考え方は、本当に人生あらゆる場面で使える超重要な概念です。

「今Aという選択をした時に良い結果が起こる確率がこれくらいで得られるメリットの大きさはこれくらいなのに対し、Bという選択ではこんな感じだから、Aの方が期待値が高い、よってAを選択しよう。」

などといった具合で、期待値を理解できると長期スパンで考えた時に自分にとって本当に得な最善の選択肢を選びやすくなります。

 

こんな感じで数学というのは勉強した内容を直接的に数値を求めるために使うことはなくとも、そこで得た思考法は人生のあらゆる場面で活用できます。

英語なんかも実用的だと思いますが、数学が生きる場面は日常の至る所に存在するので、実用度は英語の比ではありません。

大学入試で数学を使わなかった僕の知人には、こういった数学の有用性に大学を卒業した今になって気付き、高校数学を学び直している人もいるくらいです。

 

なので人生をより賢く生きるための教養として数学という科目を学ぶのは大いにありだと思います!

 

まとめ:文系数学とどう向き合うべきか

TeroVesalainen / Pixabay

今回の記事のまとめです。

本気でここしかないと決めている志望校で数学を使わないor数学をやる時間がないなら、数学を捨てるのは賢い選択。

まだ志望校が確定しておらず、時間に猶予があるなら、一度数学に触れてみてから考えるのが最適解。

 

もし確固たる志望校で数学を使わない場合や、そもそも数学を勉強する暇がない場合は、数学を完全に捨てて志望校で使う科目だけを勉強すべきです。

逆にまだ志望校が変わる余地があって、かつ入試本番まで余裕があるなら、自分が数学を武器にできるという可能性にかけて数学に触れてみるべきです。

先述した通り数学は文系の入試において極めて有利なので、もし武器にできたらその恩恵は計り知れませんよ。

 

自分の状況をよく見つめ直し、本当に数学を完全に捨てるべきかもう一度じっくり考えてみましょう!

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