医学部以外に多浪や再受験する価値はない?3浪以上の就職や進路は?

どうも!元ニートの文系学生、キャベチです。

 

巷ではよく、「3浪以上だと医学部以外行く価値がない」なんて言われたりします。

確かに多浪や再受験で医学部を選択するメリットは非常に大きいです。

もちろん入ってからも大変ですが、入ってさえしまえば年齢のハンデを気にせず人生の成功者となれる可能性が一気に高まります。

 

では本当に医学部だけが良くて、医学部以外に進学する価値はないのでしょうか?

そんなわけで賛否両論あるかもですが、今回は医学部と非医学部の再受験について自分なりの意見を綴っていきます!

 

医学部以外の理系や文系でも多浪や再受験の価値はある

結論から言うと僕は医学部以外の多浪や再受験に価値がないとは思いません!

と言うかそうではないと思ったからこそ4浪の年齢で北大の文系学部を志望し、合格して今も在学しています。

管理人キャベチのプロフィール

 

なぜなら非医学部でも人生を今よりも良くする手段として十分に機能するからです。

僕は元々ニートでしたが、非医学部の再受験に成功して人生も人格も本当に大きく変わりました。

 

もともと別の大学生だろうが、社会人だろうが、フリーターだろうが僕のようにニートだろうが、多浪だろうが、これから大学に行くのに過去の経歴も年齢も志望学部にも制約はありません。

 

3浪以上の就活・就職について

そもそも「医学部以外に多浪や再受験の価値はない」「3浪以上や留年経験者はどこにも就職できない」などと言うある種テンプレートのようなものは、ほとんどが多浪も再受験も経験したことのない人間が、ネットの言葉を鵜呑みにして語っているだけの中身のない発言にすぎません。

 

現に僕の知っている範囲だけでも3浪以上で一流企業に就職した方を何人も知っていますし、一般常識のある人ほど一概に3浪以上は終わっているなどとは口にしません。

 

確かに非医学部再受験の場合、年齢が高いほど一流企業への就職は不利にはなると思います。

ですが今は景気が回復基調で売り手優位市場なので本人の頑張り次第で民間も狙えますし、公務員や教師ならもっと現実的です。

 

在学中に会計士など実戦的な資格を取れば実力を買って雇ってくれる場所も増えますし、英語を極限まで磨けばその実力を買われてすぐ実戦で使ってくれるかもしれません。

就活における年齢のハンデをより軽減するための方法はいくらでもあります。

 

また難関大学ほど就活で有利なのは現役だろうが多浪や再受験だろうが変わらないので、できるだけレベルの高い大学を志望するのも大いにありです。

 

なので何も知らず、経験もしていないのに偉そうに「3浪以上の非医学部はどこにも就職できないゴミだ」などと中身のない発言を繰り返す人たちのように、このようなセリフを鵜呑みにはしないでください!

 

就活や就職をしない選択肢もある

また、不利な就活をそもそもしないという手もあります。

 

在学中に家庭教師や塾講師をやり(僕は4浪扱いですが普通に両方できてます)、卒業後も教えることで生計を立てることも可能です。

塾講なら在学中に正社員登用の勧誘を受けることもよくあるみたいです。

このように何も就活をしなくても、大学に入学したおかげで内定をもらえる場合もあります。

 

もしくは在学中は大学生の特権である「有り余る時間」をフルに使って副業に打ち込み、そもそも就職しないで生きて行くことを目指し挑戦してみるというのもありかもしれませんね!

僕は副業として大学に入ってからこんなブログを書いてみたり、以下のようなYouTubeのチャンネルを作ってみたりと日々試行錯誤を続けています。

今では登録者が10万人を超え、宇宙という分野ではトップクラスのチャンネルに育てることができました。

 

非医学部なら入学が遅いほど在学中に何をしたかが大事

一つ言えるのは、多浪や再受験の目的が何であれ、非医学部志望の多浪・再受験なら、入学が遅ければ遅いほど在学中に何をしたかが重要になると言うことです。

ネットのコピペのように「3浪以上だとどうにもならない」なんてことは全くもって無いですが、多かれ少なかれ就職においてハンデになるのは紛れも無い事実です。

 

なので「自分の状況が決して安パイになったわけではない」と、合格した後も常に危機感を持ちながらそれぞれの目標に向かって頑張り続けられる人にだけ、非医学部での再受験をお勧めできます!

3浪以上に(特に明確な理由や目的もなく)多浪や再受験する価値はありません

 

医学部受験はそれ自体が究極のリスク

非医学部受験に価値はあるにしても、やっぱり医学部が最強なの?
といった質問にお答えすると、全くそんなことはありません。

 

そもそも医学部受験はそれ自体が究極のリスクです。

医学部受験は入試において不利

第一の理由としては、医学部受験は入試において不利になるからです。

 

医学部受験では恐ろしいことに、ほとんどの大学で「面接」が課されます。

確かに入学後は年齢のハンデを克服することができますが、肝心な入試において大いにハンデになってしまうのです。

ただでさえ難しい医学部入試が年齢において不利になり、さらに近年は医学部人気が凄まじく年々難易度が高騰しているため、国立医学部はどこも極めて入学が難しくなっています。

 

もちろん他のほとんどの大学・学部では面接なんて課されません。

年齢・経歴・人格などは一切関係なく本番の点数のみで勝負が決まる極めて平等な世界です。

 

そう考えると入学前なのか後なのかの違いだけで、医学部でも非医学部でも一度は年齢がハンデになるという点では変わらないというわけですね!

 

医学部受験は替えが効かない

そして医学部受験それ自体がリスクである最大の理由は、医学部受験には替えが効かないことです。

 

最終的に公務員や一般企業に就職するために大学に行く場合、もし第一志望がダメでも滑り止めを受けたり途中で志望校を下げることで、レベルは落ちるかもしれませんが同じく公務員や一般企業に就職できる可能性が大いに残されています。

また大学で何か特定の学問を学びたい場合でも、第一志望が届かなくても下にその分野が学べる大学はいくらでもあるでしょう。

 

それに対し一度医者になるために医学部を志望すると、ランクを下げた他の学部ではその役割は絶対に果たせません。

 

つまり医学部受験の闇が深いと言われるのは、医学部以外だと100点中80点のものが手に入るチャンスが大いにあるのに対し、医学部は100点か0点の選択肢のみしかなく、その上100点を取る難易度自体も極めて高いからです。

 

それゆえ医学部受験に挑んだが最後、多浪を重ね最後はニートやフリーターに落ちぶれて人生終了する人が後を絶ちません。

もしかするとこのような人は合格者よりもずっと多いかもしれません。

 

さらに近年ではセンター試験の廃止など大学入試の大改革が間近に迫っているため、なおさら失敗が許されません。

【迫りくる本番】共通テストは浪人生に不利?乗り切るための勉強法5ステップを紹介

 

なので再受験や多浪の志望校の選択肢が医学部しかないとは考えないでください!

非医学部の理系、文系志望でも、入学後の活動次第で良い結果を得る事ができます。

 

非医学部志望の多浪・再受験生に向けて

TeroVesalainen / Pixabay

今人生が落ち込んでたり、大学受験に想いを馳せて燻っているなら、やるにしろやらないにしろどっちにしろこの先の人生茨の道です。

 

それならばどうせなら気を引き締めて、一緒に人生を変えようと足掻いていこうじゃありませんか。

何年遅れてようと行きたいなら大学に行けばいいんです!

 

医学部以外無意味とか言われようが、決めるのは他人じゃありません。

後悔するかどうかは自分が決めることですから。

 

きっと春は遅れてやって来ます。

3 COMMENTS

向嶋茂森

向嶋です。
面白いネタですね。
僕の経歴は強烈の一言です。
浪人4年(この間医学部受験がほとんど)→建築学部入学→2年に上がる段階で化学科に転科→別の大学の大学院(修士)に行く→元の大学の大学院(博士)に行く→先生が死んで中退→化学専門の派遣に就職→転戦×2→転職→別の化学専門の派遣→研究の初期段階をほぼ全て担当→某物質の価格を10%程度まで下落させる→某国家機関から表彰を受ける→別の派遣に転職するが会社と喧嘩→別の派遣に転職するが体を壊して喧嘩→医療系専門学校入学(今ここ)
勝てるとでも思ったか?(半分自虐)

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cabechi

まさか宇宙のネタより先に受験記事でコメントいただけるとは笑
いつもありがとうございます!

…いやガチエリートじゃないですか。
どうりで博識なわけですね。
何歳からでも学校に行って学ぼうとする姿勢、本当にかっこいいですよ!
僕はまだまだですが、後悔しないように今を精一杯活かそうと思います。

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